山岳旅行に内在する複雑さに魅了されたジョンは、シャモニーで山岳スキーを通して、山の楽しさを初めて覚えた。世界中のルートの初登をたくさん達成してきたジョンは、今や世界を制したカナダ最高峰のアルパインクライマーの一人として知られている。人が少ないルートを好み、長い時間かけることを心配していない。登攀が可能とは思えない新しいルートにトライすることになった時には、最も頼れるパートナーであろう。他の人が障壁を感じるところに、ジョンは可能性を見出す。他の人が苦難と呼ぶなか、ジョンはプロセスの一部としてチョークでティックマークを付け、出掛ける度に新しいことを覚えてくる。 全くたちの悪いルートであっても、ジョンはまわりの人全員の気分を盛り立てることに専念する。父親として、ジョンは自分の山に対する情熱を娘に伝えているが、娘が一日の終わりに思うのは、いつもただ楽しかったということ。
主な実績
- カナディアンロッキー山脈のアルバータ山の北壁、バズー / ウォルシュ(Brazeau/Walsh)の初登に成功
- カナディアンロッキー山脈、ロブソン山のエンペラーフェース、カーク/ウォルシュ(Kruk/Walsh)の初登に成功
- カナディアンロッキー山脈ツインタワーのノースピラーを再登攀
- カナダ、バフィン島はサウスタワーにあるアスガルド山の北西ピラー、センサリー・オーバーロード(Sensory Overload)の初登に成功
- パタゴニア、セロ・フィッツロイのザ・カナディアン・ルート(The Canadian Route)初登
- カナダ、ブガブース、スノーパッチ・スパイアにて、センデロ・ノルテ(Sendero Norte)初登