ミナはあらゆることを忘れて集中して、ルートを読み解くのが大好きだ。彼女は、自分の限界を拡げ、あらゆるアクションを細かく分析する傾向がある。それがトレーニングであろうとクライミング、考えであろうと。ミナのプロセスは、とにかくくまなく調べること。この努力家気質は、彼女がいつもパートナーたちに強い印象を残す彼女の特徴だ。しかし、非常に親しみやすく、チャーミングであり、太陽が沈むまで人に「あともう一回だけ」とボルダリングの課題に挑戦させるので、周りも頑張って登らせてくれた彼女が好きになっていく。ミナがわずか8歳でクライミングに出会い、グラディエーターに憧れたのは驚くことではない。豊富なボルダリング戦績で知られるようになってからは、ミナはシームレスに自分の目標を世界中の難しく、歴史ある様々なスポートルートにシフトしてきた。多種多様なクラシックルートの経験を積み、ミナは自分の身体の全ての部位と心を一つにして空間に挑みながら、奮闘し続けている。
主な実績
- イギリス、マルハム・コーブ(Malham Cove)にて、メッカ・エクステンション(Mecca Extension)、バット・ルート(Bat Route)、ノルディック・プラマー(Nordic Plumber)、レイニング・バッツ・アンド・ドッグス(Raining Bats and Dogs)、マルティプル(Multiple)(全て8cスポートルート)のフリーでの初登攀を達成
- 南アフリカ、ケープタウンのパスート・オブ・ハピネス(Pursuit of Happiness)にて、最高8Bまでのボルダー複数ルートを登攀
- 2013年イギリス、ピーク・ディストリクトにて、ハイボール・グリットストーン・アレートのアイコンであるケアレス・トーク(Careless Torque)(8A)のグラウンドアップ登攀を女性として初めて成功
- イギリスのマルハム・コーブ(Malham Cove)の全長70mをシングルピッチで登る歴史的ルート、トータリー・フリー II (8b)をワンプッシュで登攀(途中でのロープチェンジのために2本のロープと2人のビレイヤーが必要だった)
- 2013年ボルダリング・ワールドカップで総合9位