パートナーとなる人のほとんどを苛立たせ、畏れさせる人物、J-Starことジョナサンは、世界で最もテクニカルなクライマーの一人。5.14のルート300以上を登り、同時に数え切れないほどの5.15sの課題をモノにしてきた彼は、登れるものの最前線に立っている。ジョナサンは、その超人的技術を身に付けるための努力と、科学的根拠に基づくトレーニングを語るが、彼の父ボブも5.13の課題に成功。つまり、それはシーグリスツ家の時代感覚によるだけなのかもしれない。とはいえ、ジョナサンの研究とクライミングへの熱中ぶりは健在。彼の人生とコネクションをかけて果敢に挑む熱意が薄れることは決してない。
主な実績
- 2018年、アメリカ、クラーク山のジャンボ・ラブ(Jumbo Love)( 5.15b)
- 2017年、スペイン、オリアナで3週間の間にパチャママ(Pachamama)( 5.15a/b)、ジョー・ママ(Joe Mama) (5.15a)、そしてチャキシー(Chaxi)(5.15a)に登る
- 2016年、アメリカ、ザ・ダイヤモンド(The Diamond)のアルパインルート、ダン・ウェスビー・ディレクト(Dunn Westby Direct) 5.14 Vを完登
- 2015年6月、アメリカ、ロッキー山脈国立公園のジェード(Jade)( V14)を含む12のV12以上のボルダーを制覇
- 2012年アメリカ、アイダホ州、ザ・フィンズにあるトラッドルート、エンター・ザ・ドラゴン(Enter the Dragon) (5.14a)を初完登
- 2007年以降、5.14のルート300以上にトライ