愛情を込めて「ホージ」と呼ばれる、エリック・ヨーレイフソンの苗字は、かつて一度しかまともに読まれたことがない。このカナダのスキーヤーはあまりに皆に愛されるが故、記名投票だったらカナダの次期首相になったかもしれない。「スキーヤーの中のスキーヤー」として知られるホージのピロードロップと急な稜線の滑降はまるで芸術の域。その完璧にバランスのとれたターンを見れば、瞬時に彼と認識できる。過度とも思えるほど試行錯誤を繰り返すホージは、アドバイスの提供を通してブーツやスキー、他のギアの製品デザインとスキー技術の向上に尽力したことで名を馳せている。謙虚でありながら度量の大きなスキーヤーであることでも有名で、長年の映像制作パートナーであるMatchstick Productionsと共に自身がタイトルとなったドキュメンタリーを制作した。内容は彼自身というよりほとんど彼の友人と家族のことだ。
主な実績
- 2018年、ベスト・ドキュメンタリー・パウダー・マガジン・ビデオ・アワード『ホージ(Hoji)』
- 2013年、ベスト・ライン・パウダー・マガジン・ビデオ・アワード『ストークのスーパーヒーロー(Superheroes Of Stoke)』
- 2012年、ケビン・ヒジェルタス、マーティン・レフェルべそしてクリス・ルベンズと共に、クレメンソー山の初登に成功
- 2011年、カナダ、ブリティッシュコロンビア州のミーガー山山頂の背側、Attack Of La Nina
- 2008年、フルスロットル・パウダー・マガジン・ビデオ・アワード『クレーム(Claim)』
- 2005年、Matchstick Productions オープニングセグメント、『ヒットリスト(Hit List)』